カサド(英語表記)Cassado, Gaspar

  • 1897―1966
  • Gaspar Cassad

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

[生]1897.9.30. バルセロナ
[没]1966.12.24. マドリード
スペインのチェリスト,作曲家。パブロ・カザルス弟子。第2次世界大戦後イタリアに定住。1959年ピアニスト原智恵子と結婚。1958,1962年訪日。チェロ協奏曲,弦楽四重奏曲,ピアノ三重奏曲などの作品がある。

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百科事典マイペディアの解説

スペインのチェロ奏者,作曲家。作曲家ホアキン・カサド〔1867-1926〕を父としてバルセロナに生まれる。生地の音楽院で学んだのち1910年パリでカザルスに師事。1918年演奏活動に入り,独奏のほかメニューインルビンシテインらと室内楽で共演し国際的名声を得た。第2次大戦後はイタリアに住み,1959年ピアニスト原智恵子と結婚。《無伴奏チェロ・ソナタ》や小品《愛の言葉》は広く知られる。1969年フィレンツェで設立された〈ガスパール・カサド国際チェロ・コンクール〉は,チェロ奏者の登竜門の代表格。1958年に初来日。
→関連項目ルビンステイン

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

スペインのチェロ奏者。バルセロナ生まれ。カザルスに師事して才能を磨き、第一次世界大戦後から積極的な活動を開始、独奏家として知られるに至る。技巧派でなく、チェロを豊かに歌い上げてみせる点に彼の本領があった。第二次大戦後はイタリアに定住、主として後進の指導にあたった。1958年(昭和33)初来日。59年ピアノ奏者の原智恵子(ちえこ)と結婚。作曲家としても活動したが、チェロのための小品『愛の言葉』は、世界中のチェロ奏者の愛奏曲となっている。マドリードで没。[岩井宏之]

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