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カジミエシュ[3世] Kazimierz III Wielki

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世界大百科事典 第2版の解説

カジミエシュ[3世]【Kazimierz III Wielki】

1310‐70
ピアスト王朝最後のポーランド国王。在位1333‐70年。〈大王〉と呼ばれる。これは,〈短身王〉と呼ばれた父と区別するために付けられた〈長身〉を意味する異名が,後に〈偉大〉の意味に解されるようになったもので,それほど,この国王の治世は後のポーランド史にとって重要な意味をもつ。13世紀に始まるドイツ人の東方植民によって急激な経済発展をとげたポーランドは,それを契機に王国として統一に向かうことになった。1333年に父の死によって王位を引き継いだカジミエシュは,父がなんとか統一した王国を法典の整備(カジミエシュ法典)や貨幣の発行によって統一国家の名にふさわしいものとした。

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世界大百科事典内のカジミエシュ[3世]の言及

【セイム】より

…その形成過程について,詳しいことがまだよくわかってはいないからである。 ほぼカジミエシュ3世による国内統一が終わる14世紀中ごろにセイムの形成が始まると考えてよい。たとえば1351年,ハンガリー王ルドビクLudwik(1326‐82。…

【ピアスト王朝】より

…〈王朝〉の名称は不適切かもしれないが,慣例に従うことにする(図参照)。カジミエシュ3世(大王)の死でポーランド王国の支配者はアンジュー家出身のハンガリー国王ラヨシュ1世Lajos I(ポーランド名はルドビク・ハンガリー王Ludwik Węgierski。カジミエシュ大王の姉エリジュビエタの子)を介してヤギエウォ朝に変わるが,ピアスト侯家は周辺部の侯国の支配者として存続した(最終的な断絶は1675年)。…

※「カジミエシュ[3世]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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