カステリョンデラプラナ(英語表記)Castellón de la Plana

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カステリョンデラプラナ」の意味・わかりやすい解説

カステリョンデラプラナ
Castellón de la Plana

スペイン東部,バレンシア州,カステリョン県の県都。バレンシア北北東約 65kmの地中海岸に位置する。初めラマグダレナの丘の上に建設されたが,13世紀ムーア人の支配を脱した頃海岸沿いの肥沃平地に移された。 1833年に県都となる。製紙窯業繊維などの工業が発達。港からオレンジ,タイルなどを積出すが,中央との交通の便は悪く,鉄道,道路とも海岸に沿ってバルセロナ,バレンシアと結ばれている。サンタマリア教会 (1604) がある。人口 13万 3180 (1991推計) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android