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カテキズム カテキズムcatechism

翻訳|catechism

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

カテキズム
catechism

ギリシア語の katēchein (口頭で教える) に由来するキリスト教の用語で,教理問答公教要理などと訳される。元来,問答形式で,信仰,希望,愛などの基本的な教えを口伝することであったが,転じて信仰を教えるための教科書,基本的な教えの要約書を意味するようになった。 (→オランダ公教要理 , ローマ公教要理 )

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デジタル大辞泉の解説

カテキズム(catechism)

キリスト教の教義を平易に説いた問答体の書物。公教要理。教理問答書

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百科事典マイペディアの解説

カテキズム

教理問答

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大辞林 第三版の解説

カテキズム【catechism】

キリスト教の使徒信条・主の祈り・十戒じつかいなどの教義をわかりやすく問答体で解説した入門書。教理問答書。信仰問答書。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

カテキズム
かてきずむ
catechism英語
Katechismusドイツ語

カトリックで公教要理、プロテスタントで教理問答などといわれるキリスト教の信徒教育の教材。聖なる境界での問答の事例は、古代の宗教と神話(オイディプススフィンクスイシュタルと冥界(めいかい)の門番)でみられる。キリスト教では、ユダヤ教の問答形式による教育方法を継承して、入信以前の者を対象に洗礼式前の準備として、教理教育が早くから考案され、西方教会では(諸)信条、主の祈り、十戒の解説を中心にした教理の集約的表現に努力した。とくに宗教改革の時代には、カテキズムは、個人の自覚的な入信を目標とするキリスト教教育の有効な教材となった。また、各教派の信徒の信仰訓練の神学的基準としていまも有効に機能している。カテキズムということばはギリシア語の「カテェケイン」katcheに由来し、問答の意味はなく、「響く」「聞かせる」を意味する。教理の中心はキリストの福音(ふくいん)で、啓示された超越的真理である。したがって、その教理は「人の心に思い浮かびもしなかったこと」(「コリント書」2章9節)を問答形式の手引書を用いて、響かせ、聞かせ、教える行為を教会の使命と考える啓示宗教の伝道的性格に強く支えられる。代表的カテキズムとしては、大・小教理問答(1529)、ハイデルベルク教理問答(1563)、ウェストミンスター教理問答(1647)、カトリック要理(1960)などがある。[川又志朗]

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世界大百科事典内のカテキズムの言及

【教理問答】より

…キリスト教信仰教育のための書物。ギリシア語katēchein(〈口頭で教える〉の意)に由来し,英語ではカテキズムcatechismという。キリスト教会はその歴史の最初の時期から受洗志願者や教会全体の教育のために教理を要約し,生活の指標を与える素材を選んで,その努力をつづけた(《ディダケー》など)。…

※「カテキズム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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