カテーナ(英語表記)Catena, Vincenzo

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

カテーナ
Catena, Vincenzo

[生]? ベネチア
[没]1531. ベネチア
イタリアの画家。ベネチアで制作に従事。 G.ベリーニおよび G.チーマの模倣者として出発。 1506年にはジョルジョーネとなんらかの協力関係があった。晩年はパルマ,ラファエロ,ティツィアーノの影響を受ける。ロマンチックな風景と都会人の表現を得意とした。作品には,ベネチアのサンタ・マリア・マテル・ドミニ聖堂の祭壇画『聖クリスチナ』や『聖家族』 (ロンドン,ナショナル・ギャラリー) などのほか,数点の肖像画がある。

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世界大百科事典 第2版の解説

カテーナ【catena】

鎖を意味するラテン語に由来する土壌地理学の用語。母材が同じ地帯であっても起伏(地形)や排水条件の違いによって,異なる土壌型が生成する。こうした一連の土壌群がカテーナと呼ばれる。その好例は丘頂から谷底にかけての地形断面に見られる。カテーナは,小気候,植生,動物相,土地利用,作物,集落立地などとも関連があるので,地域環境や景観の比較研究にとっては優れた複合対象であり,そのためカテーナは景観系列の意味にも使用されることがある。

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