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カブラハバチ

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百科事典マイペディアの解説

カブラハバチ

カブラバチとも。膜翅(まくし)目ハバチ科の昆虫の1種。体長7mm内外,だいだい色で頭部は黒色。日本全土,朝鮮からシベリアヨーロッパに広く分布。幼虫は黒色で,ナノクロムシともいい,アブラナ科の野菜類を食べる害虫。
→関連項目ハバチ

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世界大百科事典 第2版の解説

カブラハバチ【cabbage sawfly】

膜翅目ハバチ科の昆虫(イラスト)。ナノクロムシ(菜の黒虫),カブラバチともいう。日本各地に広く分布する。体長7mm内外。頭部と胸部の後半は黒色で,ほかは橙黄色。翅は暗色を帯び,基部は濃い。成虫は年3回発生する。雌はアブラナ科の植物,とくにアブラナ,カブ,ダイコンハクサイなどの葉の組織内に1粒ずつ産卵する。卵は淡緑色。孵化(ふか)した幼虫は,葉の表皮を残してほぼ円形に葉肉を食害するが,2齢末期の幼虫になると葉に穴をうがつように食害し,3齢以後の幼虫は,主脈と支脈を残して葉肉を食するため,葉は網目状になる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

カブラハバチ
かぶらはばち / 蕪菁葉蜂
turnip sawfly
[学]Athalia rosae japonensis

昆虫綱膜翅(まくし)目ハバチ科に属する昆虫。原種は広くヨーロッパから朝鮮半島まで分布する。体長約7ミリメートルで、頭と胸部の後半が黒く、ほかは橙黄(とうこう)色で、はねは暗色を帯びる。幼虫の食草はアブラナ科の植物で、ダイコン、カブなどに被害が出ることがある。幼虫は2センチメートル近くになり、黒いビロード状のイモムシで、ナノクロムシとよばれる。年5、6回発生し、土中に繭をつくり、その中で前蛹体(ぜんようたい)で越冬する。アブラナ科の野菜には本種と同属のニホンカブラハバチとセグロカブラハバチがつき、前者は春秋の2回発生、後者は5、6回発生する。[奥谷禎一]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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