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カワラサイコ

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百科事典マイペディアの解説

カワラサイコ

本州〜九州,東アジアの川原など日当りのよい草地にはえるバラ科の多年草。太い根茎があり,茎は高さ30〜70cm,長毛を密生。葉は15〜29枚の羽裂した小葉からなる羽状複葉で,裏には白毛がある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

カワラサイコ
かわらさいこ / 河原柴胡
[学]Potentilla chinensis Ser.

バラ科の多年草。高さ20~40センチメートル、まれに70センチメートルになるものもある。全体に長毛がある。根は太く、大きい。葉は羽状複葉、小葉は深く羽状に切れ込み、裏面に白色の軟毛が密生する。6~8月、茎の先端に径約1センチメートルの黄色の5弁花を多数開く。果実は痩果(そうか)。本州、四国、九州の日当りのよい河原や海岸の砂地に生え、まれに原野や山地にもみられる。中国、朝鮮にも分布する。名は、植物体がセリ科のサイコ類に似ており、河原に生えることによるという。中国では全草を生薬(しょうやく)として使用する。本種に似るが、小葉間に小裂片葉がなく、小葉も数少なく、大きく広いヒロハノカワラサイコP. nipponica Th. Wolfは本州と北海道に分布する。[鳴橋直弘]

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世界大百科事典内のカワラサイコの言及

【キジムシロ(雉蓆)】より

…日本では,近畿地方以西の本州と九州に分布する。根出葉は15枚以上の小葉からなり,やや裏は白く,葉縁は深く羽状に切れこむカワラサイコ(河原柴胡)P.chinensis Ser.(イラスト)は,海岸や河原に見られる。薬用とされ,日本では,北海道以外の温暖な地に分布する。…

※「カワラサイコ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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