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カンプハイス Camphuys,Joannes

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朝日日本歴史人物事典の解説

カンプハイス

没年:1695.7.18(1695.7.18)
生年:1634.7.18
江戸前期の出島オランダ商館長,のち東インド総督。オランダハーレム生まれ。1635年7月14日生まれとする説もある。東インド会社に勤務して1654年バタビアに渡り,寛文11(1671)年来日。商館長を3期(1671~72,73~74,75~76)務め,その間江戸参府を3回行った。離日後バタビアで要職を歴任,総督(1684~91)辞任後もバタビアで余生を送り,独身のまま死去した。日本では諸資料を蒐集,自然,社会を観察記録して手記にまとめ,それがケンペル『日本誌』の基礎をなしたという説がある。『バタビア創立史』を著し,他の学者の出版を推進するなど,学問上の功績も大きい。また彼の日本趣味を示す逸話として,総督時代に毎週1回日本風料理を箸で会食して客を困惑させたことや,退任後日本風の別荘を建てて楽しんだことなどが伝わっている。<参考文献>斎藤阿具「ケンプェルの日本誌について」(『史学雑誌』40編1号),井田清子「ケンペル『日本誌』のもう一人の著者について―忘れられたオランダ人思想家の視角から―」(『思想』654号)

(鳥井裕美子)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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