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ガルシア・マルケス Gabriel García Márquez

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世界大百科事典 第2版の解説

ガルシア・マルケス【Gabriel García Márquez】

1928‐
コロンビアの小説家。1982年度のノーベル文学賞を受賞。サンタ・マルタに近い小さな町アラカタカで生まれ,ボゴタ大学で法律を学んだ後,ジャーナリズムの道に入ってローマ,パリに在勤。現在はメキシコに住む。1955年に中編《落葉》を発表してから,同じく中編《大佐に手紙は来ない》(1961),短編集《ママ・グランデの葬儀》(1962),中編《悪い時》(1964)などを経て,20世紀小説の最大の収穫の一つと言われる《百年の孤独》(1967)を世に送った。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のガルシア・マルケスの言及

【ラテン・アメリカ文学】より

…アルゼンチンのペロン政権下の暗い時代の中での不条理な愛の葛藤を描いたサバトErnesto Sábato(1911‐ )の《英雄たちと墓》(1961),廃虚に等しい工場を舞台にして生の無意味を追究したウルグアイのオネッティの《造船所》(1961),フランス大革命のカリブ地域に及ぼした影響をたどったキューバのカルペンティエルの《光の世紀》(1962),メキシコ革命で成り上がった男の臨終の床の意識をなぞったフエンテスの《アルテミオ・クルスの死》(1962),実験的なスタイルで根なし草的な生を浮かび上がらせたアルゼンチンのコルターサルの《石蹴り遊び》(1963),ペルーの社会的現実を全体小説のかたちでとらえたバルガス・リョサの《緑の家》(1966)。そして,架空の町マコンドの創建と滅亡に仮託して新世界の歴史を描いたコロンビアのガルシア・マルケスの《百年の孤独》(1967)。素材も形式もきわめて雑多であって,強い物語性と前衛的な方法性といった抽象的なレベルでしか共通性を語りえないこれらの作品は,小説文学の命脈について一般になされている不吉な予言におびえていたパリ,ニューヨーク,ロンドンの読者たちを,そのうちに秘めた活力によって驚かし,安堵(あんど)させたのだった。…

※「ガルシア・マルケス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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