百年の孤独(読み)ヒャクネンノコドク

百科事典マイペディアの解説

百年の孤独【ひゃくねんのこどく】

1967年に発表されたガルシア・マルケスの長編小説。アルゼンチンで出版されるや否やベストセラーとなり,これまでに30ヵ国語以上に翻訳され,1000万部以上を売ったとされる。物語は,架空の町マコンドの創設からその滅亡に至るまでのブエンディーア一族が辿った100年の年代記で,それをラテン・アメリカの歴史にそのまま重ね合わせることもできる。奇矯な人物が織り成す無数のエピソードを組み合わせたテクストは,文学性と大衆性の両面を兼ね備え,20世紀小説世界に大きな貢献を果たした。

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[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションの解説

ひゃくねんのこどく【百年の孤独】

宮崎の麦焼酎。仕込み水は軟水の尾鈴山系の伏流水を使用。白麹を用いて甕で仕込み、樫樽で3~5年熟成させる。原料二条大麦麦麹。アルコール度数40%。蔵元の「黒木本店」は明治18年(1885)創業。原料の有機栽培も手がける。所在地は児湯郡高鍋町大字北高鍋。

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大辞林 第三版の解説

ひゃくねんのこどく【百年の孤独】

ガルシア=マルケスの長編小説。1967年刊。カリブ海沿岸の村マコンドを建設したブエンディア一族の100年にわたる年代記。現実と幻想の混交する壮大な神話的世界が描かれる。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

百年の孤独
ひゃくねんのこどく
Cien aos de soledad

コロンビアの小説家ガルシアマルケスの長編小説。1967年刊。架空の土地マコンドを舞台に、ブエンディーア一族の栄枯盛衰の歴史を、現実と幻想の境を取り払い、奇想天外な数々のエピソードを交え、饒舌(じょうぜつ)な文体で語り継ぎながら、ラテンアメリカという現実を逃れられない人間の不毛な愛や、孤独な生きざまを描き出す。コロンブスの発見以来、ラテンアメリカが歩んだ歴史を想起させるこの物語は、「ラテンアメリカの新しい神話」「『ドン・キホーテ』以来スペイン語で書かれたもっとも偉大なる作品」と評され、すでに25か国を超える言語に翻訳されている。[内田吉彦]
『鼓直訳『百年の孤独』(1972・新潮社) ▽鼓直他著『カリブの竜巻――G・ガルシア・マルケスの研究読本』(1984・北宋社)』

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