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キツネザル キツネザル Lemuridae; lemur

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

キツネザル
キツネザル
Lemuridae; lemur

霊長目キツネザル科の動物の総称。全長 30~123cm (尾を含む) 。体には毛が密に生え,体色は赤灰褐色ないし黒色で,斑紋や縞をもつものもある。眼が大きく,尾は長い。鼻孔のまわりに,毛のない裸出した鼻鏡がある。

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百科事典マイペディアの解説

キツネザル

霊長目キツネザル科の原猿の総称。ワオキツネザル,カンムリキツネザル,エリマキキツネザルクロキツネザルイタチキツネザル,フトオコビトキツネザルなど,いずれもマダガスカルに分布する。
→関連項目サル(猿)

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世界大百科事典 第2版の解説

キツネザル【lemur】

リマーともいう。マダガスカル島に生息している原猿類はすべてキツネザル下目Lemuriformesに分類されるが,そのうちのアイアイインドリ科の4種を除いたすべてが霊長目キツネザル科Lemuridaeとしてまとめられる。キツネザルとは,突出した口吻(こうふん)や長い尾がキツネに似ているという印象を与えるためにつけられた名前である。キツネザル科に共通する特徴として,下肢の第2指がかぎづめになっていることがあげられる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

キツネザル
きつねざる
lemur

哺乳(ほにゅう)綱霊長目キツネザル科に属する動物の総称。また、より広義にはキツネザル科とインドリ科を含むキツネザル上科全体、またはキツネザル上科にアイアイ上科を加えたキツネザル下目のすべてをさす。さらにまた、狭義にはキツネザル科のなかでとくにキツネザル亜科、あるいはキツネザル属に含まれる種のみをさす。ここではキツネザル科以下の範囲で解説する。キツネザル科Lemuridaeの原猿は、マダガスカル島とその周囲の小島、およびコモロ諸島に分布する。キツネザル亜科Lemurinaeとコビトキツネザル亜科Cheirogaleinaeに二分され、前者はキツネザル属Lemur(マカコキツネザル、マングースキツネザル、ワオキツネザルなどのグループ)、ジェントルキツネザル属Hapalemur、イタチキツネザル属Lepilemurの3属を、後者はコビトキツネザル属Cheirogaleus、フォークキツネザル属Phaner、ネズミキツネザル属Microcebusの3属を含む。小さいものは小形のネズミぐらいで、大形の種は中形のイヌほどの大きさがある。鼻口部は突出し、鼻は無毛で湿っており、耳介は大きい。ふさふさした長い尾をもち、四肢には把握力がある。後肢第2指には鉤(かぎ)づめがあるが、ほかの指はすべて平づめをもつ。大部分の種は歯式は

で歯数は36本であるが、イタチキツネザルは上顎(じょうがく)門歯を欠き32本しかない。キツネザル亜科は昼行性の傾向が強く、コビトキツネザル亜科は夜行性である。また、夜行性の種には単独生活者が多く、昼行性の仲間には、家族的な群れや、複数の雄と雌を含む20頭以上の群れをつくるものがある。多くの種が、尿や糞(ふん)、あるいは皮脂腺(ひしせん)からの分泌物を木の枝などに塗り付けて、縄張りの維持と結び付いたマーキング行動を示す。乳首は1~3対で、1産の子数は1頭ないし2、3頭と幅がある。食性は一般に雑食であるが、葉食性や果実食性の傾向の強いものもあり、種ごとに異なる。[上原重男]

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世界大百科事典内のキツネザルの言及

【サル(猿)】より

…もともとニホンザルを指すことばであったが,現在ではヒト以外の霊長類の総称として用いられ,狭義には,真猿類のオマキザル科とオナガザル科の種を指す。英語では,尾の長いサルをmonkey,尾のないサルをape,原猿類をlemur,またはprosimianといっている。 いわゆるサルということばから連想するイメージは,賢そうな顔つきや目つきをもち,木登りがうまく,手先が器用で,果実や木の実を好み,群れをなして森の中でくらしている動物といったものであろう。…

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