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キンヒドロン キンヒドロンquinhydrone

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

キンヒドロン
quinhydrone

キノン類とヒドロキノン類が1分子ずつ結合してできる分子化合物の総称。 p-ベンゾキノンとヒドロキノンの分子化合物はその代表的なもので,これを単にキンヒドロンともいう。融点 171℃。青緑色針状晶。キンヒドロン電極として利用されたことがある。

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百科事典マイペディアの解説

キンヒドロン

キノン1分子とヒドロキノン1分子からなる化合物の総称。一般に結晶の形で存在し,水などに溶かすとキノンとヒドロキノンとに解離する。構造はキノンとヒドロキノンとの水素結合による分子化合物と考えられている。

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世界大百科事典 第2版の解説

キンヒドロン【quinhydrone】

キノン分子とヒドロキノン分子から構成される化合物の総称であるが,しばしば単にp‐ベンゾキノンとヒドロキノン(1,4‐ジヒドロキシベンゼン)から生ずる化合物(次式)をさす。この化合物は緑色あるいは金属光沢をもつ昇華性の結晶で,融点171℃。エチルアルコールエーテルに溶けて黄色溶液となる。水にはほとんど溶けず,脂肪族炭化水素にはまったく溶けない。酸化剤の作用でキノンに,還元剤の作用でヒドロキノンとなる。

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