コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ギギ ギギTachysurus nudiceps

4件 の用語解説(ギギの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ギギ
ギギ
Tachysurus nudiceps

ナマズ目ギギ科の淡水魚。食用。体長 20cm。体はやや細長く,頭部は円筒形,尾部近くは側扁する。口はほぼ水平に開き,口ひげは 8本。鱗はない。黄色の地に暗灰褐色の斑紋がある。本州中部以西,四国,九州に分布し,湖沼,河川の岸近くの岩場などにすむ。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

百科事典マイペディアの解説

ギギ

ギギ科の淡水魚。中部以西の本州と四国の吉野川に分布する。暗褐灰色で口ひげが4対。全長15〜30cm。胸びれの部分でギーギーと低い音を出すので,この名がある。煮付,てんぷらなどにして美味。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
百科事典マイペディアについて | 情報

世界大百科事典 第2版の解説

ギギ【Pelteobagrus nudiceps】

ナマズ目ギギ科の淡水魚(イラスト)。ギンギ(琵琶湖),ググ(高知県)などとも呼ばれる。ギギ,ギンギなどの名称はとらえられたときなどに,胸びれのとげを体側に直角に立て,これを後方に動かしてその基部の関節面をすり合わせて,ギーギーという音を発することによる。日本の中部地方以西の本州と四国の吉野川に分布。川や湖の岩礁や護岸の石垣などの間にすむ。琵琶湖には多く,冬はかなり深所の湖底でも漁獲される。全長15~30cmで雌のほうが小さい。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
世界大百科事典 第2版について | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ギギ
ぎぎ / 義々
[学]Pelteobagrus nudiceps

硬骨魚綱ナマズ目ギギ科に属する淡水魚。別名ハゲギギ。近縁のギバチネコギギを含めて、ギーギー、ギューギュー、ギュギュ、ギギタなどともよばれる。静岡県富士川と京都府由良(ゆら)川以西の本州と四国が分布域であるが、伊勢(いせ)湾周辺の河川には別種のネコギギが分布している。河川中流域や湖の大きな石の下に潜み、夜間に活動して大形の底生動物やエビ、小魚を食う。濁り水の出ているときには日中も活動する。5~8月ごろに石の下や石垣の間に産卵する。
 日本には本種のほかにギバチとネコギギが生息している。尾びれ中央の切れ込みの度合いは本種がもっとも深く、ギバチがもっとも浅い。3種ともに、胸びれの棘(とげ)とその付け根の骨をこすり合わせて、ギーギーと独特の音を発する。なお、これら3種の分布域は、日本ではまったく重なっていない。[水野信彦]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

今日のキーワード

稀勢の里寛

1986- 平成時代の力士。昭和61年7月3日生まれ。中学卒で鳴戸部屋に入門し,平成14年3月初土俵。16年5月新十両,同年11月には18歳4ヵ月で新入幕をはたす。18年7月新三役小結,21年3月新関...

続きを読む

コトバンク for iPhone

ギギの関連情報