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ギボンズ Gibbons, Grinling

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ギボンズ
Gibbons, Grinling

[生]1648.4.4. ロッテルダム
[没]1721.8.3. ロンドン
イギリスの彫刻家。『ジェームズ2世像』などの銅像もあるが,おもに木彫建築装飾によって知られる。ハンプトン宮殿の装飾,セント・ポール大聖堂の内部装飾で有名。花鳥木の葉などをきわめて写実的に彫刻。 1693年ウィリアム3世によって王室彫刻家に指名された。

ギボンズ
Gibbons, James

[生]1834.7.23. アメリカ,メリーランドボルティモア
[没]1921.3.24. アメリカ,メリーランド,ボルティモア
アメリカのカトリック聖職者。ボルティモアの大司教 (1877) を経て枢機卿 (86) となり,次いでアメリカ・カトリック大学の設立に尽力,その初代総長となった。労働者に理解をもち,その運動を擁護。またアメリカの反カトリック世論を啓蒙するため著作活動を行なった。主著"The Faith of Our Fathers" (76) 。

ギボンズ
Gibbons, Orlando

[生]1583.12.25. オックスフォード
[没]1625.6.5. カンタベリー
イギリスの作曲家,オルガニスト。 1596年ケンブリッジ・キングスカレッジの聖歌隊に加わり,1605年以降王室礼拝堂のオルガニスト,23年からウェストミンスター寺院のオルガニストとなる。すぐれた鍵盤楽器奏者であると同時に,教会音楽,室内楽曲,鍵盤楽曲,マドリガルなどに多くの作品を生み,17世紀イギリスの最も重要な作曲家の一人。作品『ビオルのための3声のファンタジー』 (1610頃) ,『5声部のマドリガルとモテト』 (12) などがある。

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世界大百科事典 第2版の解説

ギボンズ【Orlando Gibbons】

1583‐1625
イギリスの作曲家,オルガン奏者。1596‐98年にケンブリッジのキングズ・カレッジ聖歌隊員となり,1604年ころに王室礼拝堂のオルガン奏者に就任。23年以後はウェストミンスター聖堂のオルガン奏者になった。作品には,サービス,アンセム,マドリガル,鍵盤作品,弦楽合奏曲などがあり,厳格なルネサンス風ポリフォニー様式を基礎としながらも,変化に富んだバロック様式への移行を感じさせるような過渡期的な時代の作風を示している。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

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