クズネツク炭田(読み)クズネツクたんでん

百科事典マイペディアの解説

クズネツク炭田【クズネツクたんでん】

ロシア中部のクズネツク盆地にある,ロシア有数の炭田クズバスとも称される。西シベリアケメロボ,ノボシビリスク両州,アルタイ地方にまたがる。埋蔵量は約8000億t。炭質は歴青炭,亜歴青炭で,灰分約10%,硫黄分1%以下。1851年に採掘がはじまり,ソビエト政権下でウラル・クズネツク・コンビナートの形成後急速に発展,ケメロボノボクズネツクなどの都市があり,ロシア屈指の冶金・重工業地帯でもある。
→関連項目シベリア炭田プロコピエフスクロシア

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世界大百科事典 第2版の解説

クズネツクたんでん【クズネツク炭田 Kuznetsk】

ロシア中部のクズネツク盆地にあり,ドネツ炭田と並び称される大炭田。クズバスKuzbassとも称されるが,その場合は炭田を中心として発展した重化学工業地帯を称することが多い。西シベリアのケメロボ,ノボシビルスク両州とアルタイ地方にまたがる。クズネツク盆地はカンブリア紀末期に形成され始めた面積約7万km2の大型盆地で夾炭層は約2万7000km2に及ぶ。最初に夾炭層が生じたのはデボン紀中期であるが,主夾炭層は石炭系からジュラ系に堆積した。

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大辞林 第三版の解説

クズネツクたんでん【クズネツク炭田】

ロシア連邦、西シベリアの南部にある炭田。良質の粘結炭を産出。付近にノボシビルスク・ノボクズネツクなどの工業都市がある。別名、クズバス炭田。

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精選版 日本国語大辞典の解説

クズネツク‐たんでん【クズネツク炭田】

(クズネツクはKuznjeck) ロシア連邦、西シベリア南部の炭田。褐炭から無煙炭まで各種の石炭を産出する。クズバス炭田。

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