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クズバス炭田 クズバスタンデン

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デジタル大辞泉の解説

クズバス‐たんでん【クズバス炭田】

ロシア連邦、西シベリア南部にある国内有数の炭田。褐炭から無煙炭まで各種の石炭を産出する。クズネツク炭田

出典|小学館
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

クズバス炭田
くずばすたんでん
Кузбасс Бассейн Kuzbass Basseyn

ロシア連邦西部シベリアケメロボ州)南東部、トミ川流域に分布する炭田の総称。クズネツク炭田ともいう。ロシア連邦の推定石炭資源量の半分強(58%)、経済的埋蔵量のほぼ半分(47%)が賦存し、出炭量においてロシア連邦第一の炭田である。総面積およそ2万6000平方キロメートル。炭層の地質年代古生代ペルム紀(二畳紀)で、層厚1.3~20メートルにわたる100枚以上の炭層に含まれる埋蔵炭量は、深度600メートルまでで総計2600億トンと評価されている。確定炭量は525億トン。良質(低硫黄(いおう)分、高カロリー)な原料炭および一般炭を産する。石炭の約半分は露天掘りで開発できる。坑内掘りは約350メートルの深度を越えている。
 クズバス炭田の特徴としては、断層や褶曲(しゅうきょく)が多いこと、コークス化に好適な脂肪炭、ガス脂肪炭の大部分が炭丈1.3メートル以下の薄層であること、および急傾斜炭層が多いことなどがあげられる。これらの薄層は機械化採炭が困難なため、現在は完全機械化採炭に適する厚層を対象に開発が進められている。しかし今後増産を図るためには、深部炭層(700メートル以下)の開発、薄層および急傾斜層の採掘、露天掘りの推進などが不可欠な課題となる。炭田の年生産量は約9370万トン(1994)。この炭田地区にはトムスク、ケメロボ、レニンスク・クズネツキー、ベルボ、ノボクズネツクなどの主要な都市がある。クズバスの発展はその地理的関係からますます重視されている。[木下重教・樋口澄志]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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