クロトン(植物)(読み)くろとん(英語表記)croton

日本大百科全書(ニッポニカ)「クロトン(植物)」の解説

クロトン(植物)
くろとん
croton
[学] Codiaeum

トウダイグサ科(APG分類:トウダイグサ科)の植物で、葉の色彩と模様が変化に富み、ヘンヨウボク(変葉木)の和名もある。マレーシアから太平洋諸島、オーストラリア北部にかけて15種ほど分布し、このうちのバリエーガタムC. variegatum Bl. が普及し、熱帯各地で庭木や生け垣などに使われている。常緑の低木で、葉は生してつき、葉形は広葉、細葉、長葉、螺旋(らせん)葉など変化があり、色も豊富である。代表的な品種にはアケボノ、ハーベストムーン、インディアンブランケット、リュウセイ、トビハなどがある。栽培は夏の間を除き温室か室内に入れ、日によく当て15℃以上を保つ。繁殖は挿木か取木で、6~7月がよい。

[坂梨一郎 2020年6月23日]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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