精選版 日本国語大辞典 「クローグ」の意味・読み・例文・類語 クローグ ( August Krogh アウグスト━ ) デンマークの生理学者。コペンハーゲン大学教授。毛細血管の運動機能調節の研究などに業績を上げ、一九二〇年ノーベル生理・医学賞を受賞。(一八七四‐一九四九) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クローグ」の意味・わかりやすい解説 クローグKrogh, Schack August Steenberg [生]1874.11.15. グレーノ[没]1949.9.13. コペンハーゲンデンマークの生理学者。 1893年,コペンハーゲン大学に入学,初め医学を学んだが,動物学に転向。 1916~45年,同大学動物生理学教授。研究は多方面にわたっているが,そのなかで呼吸と血液循環の生理学的研究,特に毛細血管の研究が著名である。血液循環で,どのようにして酸素が組織へ運ばれるかを研究し,毛細血管がその支配域の筋肉の活動状況に応じて血液の流れを調節する機能を発見した。この業績で 20年のノーベル生理学・医学賞を受けた。 クローグKrog, Helge [生]1889.2.9. クリスチャニア(現オスロ)[没]1962.7.30. オスロノルウェーの劇作家。「人々はただ動転したときにだけ考えはじめるかもしれない」といって,読者を驚倒させることを目的とし,ノルウェーの「アンファン・テリブル」と評された。好んで女性問題を扱い,エロチックな作品が多い。処女作『偉大なるわれら』 Det store vi (1919) ,社会喜劇『日のあたる側』 Påsolsiden (27) などが有名。 クローグKrohg, Per [生]1889.6.18. オスロ[没]1965.3.3. オスロノルウェーの画家。父 Christian Krohgも画家。 1897年から 1930年まで主としてパリで過し,父およびマチスのもとで学ぶ (1903~09) 。 30年ノルウェーに帰り,40年オスロ美術学校教授。代表作はオスロ市庁舎壁画および国連安全保障理事会会議場壁画。作風は装飾的で流動感に富む。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
百科事典マイペディア 「クローグ」の意味・わかりやすい解説 クローグ デンマークの動物生理学者。コペンハーゲン大学医学部卒。同大学の動物生理学教授。毛細血管の運動調節に関する研究で,1920年ノーベル生理医学賞。また肺におけるガス交換に関して分圧差説を提唱。細胞膜の透過性などの研究もある。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 Sponserd by