グラシンペーパー(英語表記)glassine paper

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

グラシンペーパー
glassine paper

化学パルプを粘状叩解してすき,光沢機で仕上げた薄いすりガラス状の半透明な。高密度であるため通気性がなく,耐脂性に富む。填料 (鉱物粉末) などを加えた乳白色のものなどもある。用途はポリエチレンフィルムセロハン紙などと同じく,食品,薬品,化粧品の包装や切手の間紙,封筒の窓などに使われるほか,保香紙,防湿紙などとしても利用される。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

グラシンペーパー
ぐらしんぺーぱー
glassine paper

(さらし)または未晒の化学パルプを高度に叩解(こうかい)し、通常、填料(てんりょう)を加えずに抄造したのちスーパーカレンダーで仕上げすることによって得られる薄葉紙の一種。本来、透明度が高いが、顔料や填料を加えて色づけしたり不透明にしたものもある。晒、未晒および色グラシンの別があり、ピンホールがなく耐脂性がよいことが要求される。食品の容器の内張り、封筒の透明窓、その他の包装に使用される。[御田昭雄]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

化学辞典 第2版の解説

グラシンペーパー
グラシンペーパー
glassine paper

粘状こう解を高度に進めた化学パルプを原料とし,抄紙後,とくにスーパーカレンダー(ロール間に紙を通し表面を圧密化する装置の一つ)にかけて加圧してつくる表面の平滑な,きわめてち密な薄葉紙硫酸紙に似て気孔がなく,油の浸透性が少なく,透明度が高いのが普通であるが,填料を加えて半透明にしたものもあり,これはセミグランシンペーパーとよばれている.用途は食品,薬品,金属部品などの包装用など.[別用語参照]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

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