コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

グラニット Granit, Ragnar Arthur

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

グラニット
Granit, Ragnar Arthur

[生]1900.10.30. ヘルシンキ
[没]1991.3.12.
フィンランド生れのスウェーデンの神経生理学者。アメリカの G.ウォルド,H.K.ハートラインとともに,視覚の生理学的研究の業績で 1967年ノーベル生理学・医学賞を受賞。 32年から1年間,ロックフェラー財団の研究員としてオックスフォード大学の C.S.シェリントンのもとで生理学を学び,ヘルシンキ大学,カロリンスカ研究所などの生理学教授を歴任。微小電極を使って,網膜で明暗,色彩,形,動きなどを認識する過程を電気生理学的に明らかにした。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

百科事典マイペディアの解説

グラニット

スウェーデンの動物生理学者。ヘルシンキに生まれ,ヘルシンキ大学卒後,ストックホルムのカロリンスカ研究所に移り,のち同研究所内ノーベル医学研究所教授。微小電極法を用いて,脊椎動物の単一視神経繊維の色光刺激に対する反応を研究した。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト百科事典マイペディアについて | 情報

大辞林 第三版の解説

グラニット【granite】

花崗岩かこうがん

出典|三省堂大辞林 第三版について | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

グラニット
ぐらにっと
Ragnar Arthur Granit
(1900―1991)

スウェーデンの神経生理学者。フィンランドのヘルシンキに生まれる。1919年ヘルシンキ大学医学部に入学、1926年生理学研究室の助手となり、翌1927年博士号を取得した。オックスフォード大学、ペンシルベニア大学で研究生活を送ったのち、1937年ヘルシンキ大学教授となった。1940年にストックホルムの王立カロリンスカ研究所に移り、1945年に新設のノーベル医学研究所の教授となり、1967年まで務めた。1963年から2年間、スウェーデン王立科学アカデミーの会長を務めている。
 1920年から1947年まで視覚の生理学的研究を行った。微小電極法を用いて視神経の色光刺激に対する反応を詳しく観察し、網膜の感覚メカニズムや、視神経が光をどう伝えるかについて解明を試み、多くの成果を得た。1950年代以降は筋肉の運動について、その神経系の制御機構を研究した。1967年「視覚の生理学的・化学的基礎過程に関する発見」に対して、アメリカのハートライン、ウォールドとともにノーベル医学生理学賞を受賞した。[編集部]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

グラニットの関連キーワードジョージ ウォルドロックフェラー財団スー・フォールズT. ウィーゼルアブサロカ山脈グッドパスター10月30日ウォルド花崗岩

今日のキーワード

異常天候早期警戒情報

5日から 8日先を最初の日とする 7日間の平均気温がかなり高い,またはかなり低い確率が 30%以上と見込まれる場合に注意を呼びかけるため気象庁から発表される情報。低温や猛暑が長く続くと,人の活動や農作...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

グラニットの関連情報