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ケメロボ ケメロボKemerovo

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ケメロボ
Kemerovo

1932年までシチェグロフスク Shcheglovsk。ロシア中部,西シベリア南部,ケメロボ州の州都。ノボシビルスクの東約 200km,クズネツキーアラタウ山脈西麓にあり,トミ川にのぞむ。クズバス (クズネツク炭田) の主要都市の一つ。 1720年に始るシチェグロボ村と 1863年起源のケメロボ村が 1918年合併してできた都市で,クズバスの開発が本格的に始ってから急速に発展し,市内,近郊に炭坑があるほか,西シベリアの最も重要な重化学工業都市の一つとなっている。石炭産業用設備・機械,農業機械,モータ,窒素肥料,プラスチック,合繊原料,染料などの製造が盛ん。木材加工,建設資材,食品などの工業も主要工業部門の一つとなっているが,軽工業が未発達で,この分野の発展が急がれている。鉱山,医科,教育の各大学がある。市を中心に大都市圏が形成されている。空港,河港があり,シベリア横断鉄道に連絡する支線が通る。人口 53万2884(2010)。

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百科事典マイペディアの解説

ケメロボ

ロシア,西シベリア,クズバス(クズネツク炭田)の鉱工業都市。トミ川に面する。1907年に採炭がはじまり,シチェグロボ(1720年創設)とケメロボ(1863年創設)の合併により1918年成立。
→関連項目クズネツク炭田

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世界大百科事典 第2版の解説

ケメロボ【Kemerovo】

ロシア連邦,西シベリア南部,同名州の州都。人口51万7000(1993)。トム川の西岸にまたがり,トム川中流の要港である。付近に豊富な炭層があり,1907年に採炭をはじめ,ソビエト時代にクズバス(クズネツク炭田)の主要な中心地となった。主要産業は化学工業,採炭,機械製作で,軽工業,食品工業,建設資材工業も見られる。工業,教育,医学,文化,食品工業の各大学がある。1925年シチェグロフスクShcheglovskと称し,32年現名に改称。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ケメロボ
けめろぼ
Кемерово Kemerovo

ロシア連邦中部、ケメロボ州の州都。トミ川の両岸にわたり、支流イスキチム川が合流する地点に位置する河港都市である。人口49万6300(1999)。クズバス炭田の主要な工業都市で、付近で一般燃料炭と強粘結炭が採掘される。化学(コークス、窒素肥料、プラスチック、アニリン染料、カプロラクタム)、機械製造(化学機器、建設機、モーター、電機)、建設資材、軽工業、食料品工業が盛ん。単科諸大学、劇場、博物館があって文化の中心地でもある。1720年にトミ川左岸に集落ができ、翌年対岸にクズバス最初の石炭が発見された。1863年に右岸にも集落ができ、68年から小規模な採炭が始められた。1918年、左岸のシチェグロボ村に右岸のケメロボ村を合併してシチェグロフスク市となり、32年にケメロボ市と改称。ウラル‐クズバス・コンビナートの建設によって急速に発達した。[三上正利]

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