ケントロサウルス

デジタル大辞泉プラス 「ケントロサウルス」の解説

ケントロサウルス

ジュラ紀後期に生息した鳥盤類装盾類の草食恐竜。全長約5メートル。ステゴサウルスの近似種。背中から尾にかけて並ぶとげ状の突起特徴

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

世界大百科事典(旧版)内のケントロサウルスの言及

【恐竜】より

…南アフリカでは海岸近くの白亜紀前期の地層から発見されたアルゴアサウルスAlgoasaurus(ブルームR.Broom,1904)の研究からはじまり,カルー盆地の三畳紀あるいはタンザニアのテンダグルのジュラ紀恐竜が有名である。テンダグルの発掘は1909‐12年の4年間行われ,ブラキオサウルスBrachiosaurusやケントロサウルスKentrosaurusなど総重量250tの恐竜が発掘された。その後,1924年にイギリス隊による発掘がある。…

【剣竜】より

…アメリカから産出のステゴサウルスStegosaurusでは20枚ほどのひし形の骨板が交互に並び,尾の先端には2対の骨棘がある。東アフリカのタンザニアから出たケントロサウルスKentrosaurusはすべて骨棘から成る。中国四川省から知られるトウジャンゴサウルスToujiangosaurusは,ステゴサウルスとケントロサウルスとの中間的な骨棘をもっている。…

※「ケントロサウルス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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