ケープ・コースト(読み)けーぷこーすと(英語表記)Cape Coast

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ケープ・コースト
けーぷこーすと
Cape Coast

西アフリカ、ガーナ南部の都市。セントラル州の州都で、ギニア湾に臨む。人口7万7400(2002推計)。1652年にスウェーデン人によって建設され、64年イギリスに譲渡された。イギリス領ゴールド・コーストの時代には同植民地の首都で、イギリスとの貿易の中心地として栄えた。1874年にアクラに首都が移り、20世紀初頭にアクラ、セコンディと内陸部のクマシを結ぶ鉄道が建設され、1962年にアクラの外港テマが建設されたため、ケープ・コーストの経済的機能は減退した。今日では貿易港としての役割はなく、漁業が主要産業である。国の特別記念物で、植民地時代の大砲などがあるケープ・コースト城、ケープ・コースト大学がある。[中村弘光]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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