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ゲディミナス Gediminas

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ゲディミナス
Gediminas

[生]1275頃
[没]1341頃.リトアニア,ベロナ
リトアニア大公 (在位 1316~41) 。ポーランドのヤギェウォ朝の創始者 W.ヤギェウォ (ポーランド王ウワディスワフ2世ヤギェウォ ) の祖父。ドイツ騎士団の進出下に分裂したリトアニア公国を再統一し,キエフ公国領をも含むロシア諸地域を統合して大公国を建設。リトアニアの異教的伝統とギリシア正教徒のロシア系臣民の存在を考慮してカトリック教への改宗を回避し,寛容な宗教政策を実施した。すぐれた内政的手腕を発揮し,首都ビリニュスなどの諸都市を建設して通商活動を推進。その偉業により「リトアニアとロシアの王」と称された。ドイツ騎士団と対抗する目的でローマ教皇と接触するかたわら,その娘アルドーナをカジミエシ3世 (大王) にとつがせてポーランドに接近し,両国の同君連合への道を開いた。

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世界大百科事典 第2版の解説

ゲディミナス【Gediminas】

1275‐1341
リトアニア大公国初代大公(在位1316‐41),ゲディミナス朝(1316‐1572)の始祖。都をビルニュスに定め,スモレンスク,プスコフ,キエフに領土を広げ,リトアニア大公国の基礎を置いた。当時リトアニアは東欧に残る最後の異教の地であり,キリスト教への改宗を名目とするドイツ騎士修道会の侵入を被ったが,ゲディミナスはよく抗戦し国土を守った。首都ビルニュスの中心〈ゲディミナスの丘〉の頂には城が今も残り,ネリス川をはさむ全市を眺望することができる。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

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