コバネガ(小翅蛾)(読み)コバネガ

世界大百科事典 第2版の解説

コバネガ【コバネガ(小翅蛾)】

鱗翅目コバネガ科Micropterigidaeの昆虫総称。すべて昼間活動する微小な鱗翅目のなかでもっとも原始的な形態をもち,学者によっては別の目とすることもある。鱗翅目の1亜目としても別の目としても学名Zeuglopteraが使用される。コウモリガ科などと同様に,前・後翅の形と脈相がほぼ等しいばかりでなく,この科だけは大あごが発達していてそしゃく口をもっている。他の鱗翅目の口器は口吻(こうふん),あるいは舌と呼ばれる細長い管状の吸収口に進化しているので,コバネガはこの点きわめて原始的といえる。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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