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コミスジ コミスジ Neptis sappho

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

コミスジ
コミスジ
Neptis sappho

鱗翅目タテハチョウ科のチョウ。前翅長 27mm内外。体の背面は光沢のある緑色。翅表は黒色で白色帯があり,前翅中室内の白色帯は先端近くで切れ,先端部は三角形となる。後翅には白色帯が2本あり,基部に近いもののほうが幅広い。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

コミスジ
こみすじ / 小三条蝶
common glider
[学]Neptis sappho

昆虫綱鱗翅(りんし)目タテハチョウ科に属するチョウ。北海道より九州にわたる各地に普通にみられる。日本産ミスジチョウの仲間ではもっとも普通に産する種で、日本における分布の南限は屋久島(やくしま)。外国では朝鮮半島、中国よりヨーロッパの南東部にかけて分布する。はねの開張は40~55ミリメートル程度。はねの表面は黒色、裏面はチョコレート色で表裏3本の白帯がある。前翅中室の白帯は1本の条により二つに分断される。寒冷地では年1回の発生、九州あたりの暖地では年3回の発生(4~5月、6~7月、8~9月)が普通。幼虫の食草は各種のマメ科植物、ときにクロツバラ(クロウメモドキ科)、ケヤキ、ハルニレ、エノキ(以上ニレ科)、アオギリ(アオギリ科)、ムクゲ(アオイ科)などに幼虫がつくことがある。越冬態は幼虫である。近縁種のリュウキュウミスジ(別名リュウキュウコミスジ)はコミスジによく似ているが、裏面の地色は橙褐色(とうかっしょく)を帯びるので区別できる。奄美(あまみ)諸島およびそれ以南の南西諸島に分布する。[白水 隆]

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世界大百科事典内のコミスジの言及

【ミスジチョウ(三条蝶)】より

…やや大型のオオミスジN.alwinaは年1回の発生,小さな幼虫が越冬し,ウメ,アンズなどバラ科植物を食べる。やや小型のホシミスジN.pryeri,小型のコミスジN.sapphoは年2~3回発生する。コミスジは各地にもっともふつう,広くマメ科植物を食べ,老熟幼虫で越冬する。…

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