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コルトナー コルトナーKortner, Fritz

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

コルトナー
Kortner, Fritz

[生]1892.5.12. ウィーン
[没]1970.7.22. ミュンヘン
ドイツの俳優,演出家。シャイロックやリチャード3世を得意とし,1920年代の表現主義演劇の代表的俳優とみなされた。第2次世界大戦中はアメリカに逃れ,映画に出演。戦後はミュンヘンおよびベルリンシェークスピアモリエール,ドイツ古典劇の演出を行なった。

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世界大百科事典 第2版の解説

コルトナー【Fritz Kortner】

1892‐1970
ウィーン出身のドイツの俳優,演出家。表現主義の役者として名をあげたのち,1920年代にベルリンの演劇界で重要な役割を演じた。33年に亡命してハリウッドに渡り映画に出演。49年ドイツに戻ってからは演出家としての仕事を主とし,シェークスピアからベケットに至る古今の作品で好評を博した。十分に稽古時間をとって作品と人物の核心をつかみとる演出家であった。第2次大戦後みずから若干の劇作品を書いた。【宮下 啓三】

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

コルトナー
こるとなー
Fritz Kortner
(1892―1970)

オーストリア出身の俳優、演出家。ウィーン生まれ。1911年以後ベルリンのドイツ劇場、ついで州立劇場の座員。33年に亡命し、38年からアメリカに滞在、48年ドイツに帰還。表現主義の俳優として名をあげ、古典的な作品においても伝統にとらわれない新味を示した。『ウィルヘルム・テル』のゲスラー、『リチャード3世』、『ベニスの商人』のシャイロックなどが当り役とされた。第二次世界大戦後は主として演出家として活躍し、古典劇に現代的な意味を与えることに努力した。映画にも早くから出演し、監督作品もある。[宮下啓三]

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