コンパス座(読み)コンパスザ

デジタル大辞泉 「コンパス座」の意味・読み・例文・類語

コンパス‐ざ【コンパス座】

南天の小星座。6月下旬の午後8時ごろ南中するが、日本からは見えない。学名ラテンCircinus

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精選版 日本国語大辞典 「コンパス座」の意味・読み・例文・類語

コンパス‐ざ【コンパス座】

  1. 南天の小星座。ケンタウルス座の南にある。もとアルゴ座一部を独立させたもので、輝星が少ない。日本からは見ることができない。キルキヌス。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「コンパス座」の意味・わかりやすい解説

コンパス座
こんぱすざ

ケンタウルス座α(アルファ)星の近くにあり、日本から見ることのできない南半球の小星座。3等星のα星以下暗い星ばかりなので人目をひくこともない。18世紀のフランスの天文学者ラカイユが設定した新設星座の一つである。

[藤井 旭]

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改訂新版 世界大百科事典 「コンパス座」の意味・わかりやすい解説

コンパス座 (コンパスざ)
Circinus

略号はCir。天の南極に近い小星座。18世紀にN.L.ラカイユによって創設された。輝星に乏しく,日本では地平線上に昇ることはなく見ることはできない。概略位置は赤経14h50m,赤緯-63°。午後8時の南中は6月下旬である。
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「コンパス座」の意味・わかりやすい解説

コンパス座
コンパスざ
Circinus

1752年,N.ラカイユが新設した南天の星座の一つ。概略位置は赤経 14時 50分,赤緯-63°で,6月末から7月初めの宵に南中するが,日本の本州からは見えない。

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百科事典マイペディア 「コンパス座」の意味・わかりやすい解説

コンパス座【コンパスざ】

南半球の南極に近い星座。日本からは見えない。

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