精選版 日本国語大辞典
「コンビネーション」の意味・読み・例文・類語
コンビネーション
〘名〙 (combination)
※風ふたたび(1951)〈
永井龍男〉のれんの内外「はばかるところなく帯をとき、〈略〉コンビネーション一つになった」
③
二つ以上の異なった色や材料を組み合わせた靴。コンビ。
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デジタル大辞泉
「コンビネーション」の意味・読み・例文・類語
コンビネーション(combination)
1 組み合わせ。組み合わさったもの。「色のコンビネーションがよい」「コンビネーションサラダ」
2 二人、または二つの物の組み合わせ。コンビ。「コンビネーションプレイ」
3 野球で、配球。
4 シャツとズボン下などが続いている下着。または上下続きの作業服。つなぎ。コンビネゾン。
5 革とズック、または色の違う革を組み合わせて作った靴。コンビ。
6 「組み合わせ2」に同じ。
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コンビネーション
combination
一般的には組合せ,結合などの意であるが,服飾では上衣,下衣が継ぎ合され,一枚に仕立てられた下着をさす。略してコンビともいう。 19世紀末,シュミーズとドロワーズとをつないだものが発案され,その後,紳士用シャツとズボン下,女性や子供用のアンダーシャツとドロワーズまたはパンツをつないだものなどが生れた。いずれも有袖,無袖の両方がある。材料は,リネン,メリノ,絹など。初めは単純なものが多かったが,1890年代にはレースやリボンなどの装飾がみられるようになった。現在では女性用ファンデーションと肌着とをつないだオール・イン・ワン,ブラスリップなどにその例をみることができる。
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「コンビネーション」の意味・わかりやすい解説
コンビネーション
上下が組み合わされてひと続きになった下着。19世紀末に男性の下着として普及した。女性用ではシュミーズとパンティまたはズロースの組合せ,袖(そで)なしのアンダーシャツとズロースの組合せなどが長く使われていた。また白と茶,白と黒などの組合せの靴のこともいう。
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世界大百科事典内のコンビネーションの言及
【下着】より
…いずれも木綿,麻,絹,羊毛,化学繊維などでつくられ,白,肌色,あるいは上に着る衣服と同色のものが用いられる。肌着にはアンダーシャツと呼ばれる上半身に着るシャツ類(ランニングシャツなど),ブリーフ,パンティ,ショーツ,ドロワーズ(日本ではズロースとも呼ばれる),股引,すててこなど下半身に着けるもの,上半身から下腿部まで覆うひと続きのコンビネーションなどがある。いずれも吸湿性,通風性,伸縮性,保温性に富む素材でつくられ,メリヤスなどニット製品が多い。…
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