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ゴットヘルフ ゴットヘルフ Gotthelf, Jeremias

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ゴットヘルフ
ゴットヘルフ
Gotthelf, Jeremias

[生]1797.10.4. ムルテン
[没]1854.10.22. リュッツェルフリュー
スイスの小説家。本名 Albert Bitzius。写実主義の代表的存在。牧師としてエンメンタール地方の農民の間で生涯を過し,鋭い観察眼で農民生活のありのままを描き,ドイツ語による農民文学を確立。

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百科事典マイペディアの解説

ゴットヘルフ

スイスの小説家,牧師。本名Albert Bitzius。方言を生かして農民生活をリアルに描く教養小説ウーリー物語》(1841年),その続編《小作人ウーリー》や,民話をもとに人間の邪悪を描いた《黒い蜘蛛》は異色の傑作。

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世界大百科事典 第2版の解説

ゴットヘルフ【Jeremias Gotthelf】

1797‐1854
スイスの小説家,牧師。本名ビツィウスAlbert Bitzius。父もプロテスタントの牧師で,少年期を父の任地の農村ですごす。ベルンアカデミーゲッティンゲン大学で学ぶ。1831年より死に至るまでエメンタールの農村リュッツェルフリューの牧師。彼は原始キリスト教徒の信仰と生活を理想とする頑固な保守主義者だった。農民の野蛮な生活と無信仰に立腹したが,為政者の農村に対する冷淡な態度にも憤慨し,ペンを武器として時代の退廃を告発する闘争的行動人になった。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ゴットヘルフ
ごっとへるふ
Jeremias Gotthelf
(1797―1854)

スイスの小説家。本名はアルベルト・ビツィウスAlbert Bitziusで、ツウィングリ派牧師として貧民の救済、教育面で活動するかたわら、40歳ごろから文筆活動に入り、13編の長編小説と50編を超える短編小説を残す。周辺の農民生活を扱った作品が多く、政治的、教育的内容にわたるものも含まれている。ドイツ文学の伝統から外れる作風のため、従来は注目を浴びなかったが、正確な描写力、力強い筆致、時代への深い洞察などが見直され、再評価を求められる作家の一人。代表作に『ウーリ物語』(1841~49)、『黒い蜘蛛(くも)』(1842)などがある。[佐々木翠]

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