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サカキカズラ Anodendron affine (Hook.et Arn.) Druce

世界大百科事典 第2版の解説

サカキカズラ【Anodendron affine (Hook.et Arn.) Druce】

日本の暖地に見られるキョウチクトウ科のつる性低木で,大きなものは茎の12cmになる(イラスト)。樹皮は暗紫色,乳液を有し,全体に毛がない。葉は対生し,長楕円状倒披針形または長楕円形,長さ5~10cm,やわらかい革質,常緑で,両端はとがり,側脈の間隔は広く,葉の表面は暗緑色で光沢があり,裏面は淡緑色。花は頂生の円錐形で,径7~8cmの集散花序につき,小さく黄緑色で多数。花冠は高盆形で径8~10mm,下部は細い筒となり,上部は5裂して平開し,内面は筒部とともに鱗片状の白い毛がはえる。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

サカキカズラ
さかきかずら / 栄木葛
[学]Anodendron affine (Hook. et Arn.) Druce

キョウチクトウ科の常緑藤本(とうほん)(つる植物)。葉は対生しサカキの葉に似ているため、サカキカズラという。6月ころ、枝先に円錐(えんすい)状の集散花序をつけ、淡黄色で、深く5裂した高坏(たかつき)形の花を開く。果実は角(つの)状の袋果で、秋に裂開し、種子は先に長毛があって飛散する。千葉県以西の本州、四国、九州、沖縄からインドに分布する。サカキカズラ属は日本、中国、東南アジアに7種ある。[小林義雄]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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