サスペンション

デジタル大辞泉 「サスペンション」の意味・読み・例文・類語

サスペンション(suspension)

自動車電車で、車体をその上に載せて車輪からの振動を緩衝させる装置懸架装置。
懸濁液英語のサスペンションと、ドイツ語のズスペンジオンとが混ざったサスペンジョンという呼称もよく使われる。

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精選版 日本国語大辞典 「サスペンション」の意味・読み・例文・類語

サスペンション

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] suspension 「つるすこと、懸架」の意 ) 自動車や電車などの車体の重みを支える装置。車輪からの振動を各種のスプリング空気ばねを介してやわらげ、乗り心地をよくし、振動による車体や各種装置の損傷を防ぐためのもの。懸架装置。〔マイ・カー(1961)〕

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百科事典マイペディア 「サスペンション」の意味・わかりやすい解説

サスペンション(自動車)【サスペンション】

懸架装置とも。自動車の車輪または車軸フレームまたは車体に取り付けるとともに,振動や衝撃を吸収緩和するためのばね装置。車軸式懸架と独立懸架とがある。前者左右の車輪を車軸で結び,車軸と車体の間にばねを入れる方式後者は左右の車輪が互いに独立して動けるように1輪ずつを取り付ける方式である。懸架用のばねは重ね板ばね,コイルばね,トーションバーなどの鋼ばねや,空気ばねなど。

サスペンション(化学)【サスペンション】

懸濁液

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化学辞典 第2版 「サスペンション」の解説

サスペンション
サスペンション
suspension

[同義異語]懸濁液

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世界大百科事典(旧版)内のサスペンションの言及

【自動車】より

…空気入りタイヤは1887年J.B.ダンロップによって最初自転車用として考案されたが,やがて自動車にも採用され,操縦性,安定性および乗りごこちが画期的に向上し,自動車の高速走行を可能にした(タイヤ)。サスペンション(懸架装置)は,コイルばねを用いた方式や4輪独立懸架方式が1890年代にみられる。1910年代には機械式4輪ブレーキ方式が考案され,盗難防止のイグニッションキー,セルフスターター,ワイパー,ブレーキランプ,バックミラーも開発された。…

※「サスペンション」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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