コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

サトプラ山脈 サトプラさんみゃくSatpura Range

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

サトプラ山脈
サトプラさんみゃく
Satpura Range

インド中部から西部にかけ,ナルマダ川タプティ川にはさまれて続く山脈。おもにデカン溶岩から成り,高原状の地形をなして東西約 960kmにわたる。平均標高 610~760m。マディヤプラデーシュ,マハーラーシュトラ両州の境界付近が高く,最高点は 1350m。山脈の南北両端は両河川に向って急傾斜し,マディヤプラデーシュ州中央部でビンディア山脈と接続。マハデオ丘陵,マイカラ山地,チョタナーグプル高原など,インド半島北部の一連の山地群の西端部をなし,マハデオ丘陵との境界は明瞭ではない。これらの山地群は,広義のデカン高原の北端にあたるとともに,歴史的にはアーリア人の侵入の障害となり,アーリア=インドとドラビディアン=インドを分ける役目を果してきた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

デジタル大辞泉の解説

サトプラ‐さんみゃく【サトプラ山脈】

Satpura Range》インド中部を東西に走る山脈。全長約900キロメートル。ナルマダ川とタプティ川に挟まれ、西ガーツ山脈東ガーツ山脈の北端付近を結ぶ。最高点は1350メートル。ビンディア山脈とともにインド半島を文化的・民族的に南北に二分する。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

サトプラ山脈
さとぷらさんみゃく
Satpura Range

インド半島北部を西南西から東北東に走る長さ約900キロメートルの山脈。狭義には西流するタプティ川とナルマダ川に挟まれた山塊のことをいう。ほとんどがデカン溶岩からなる。サトプラとは「七つのひだ」を意味し、多くの山列に開析されている。最高峰は中央部のダプガール山(1350メートル)。この山脈はアーリア人南下の障害となり、インド半島のドラビダ文化圏との境界をなした。[貞方 昇]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

サトプラ山脈の関連キーワードバーラーガートナルシマプルチンドワーラブラーンプルマンドラ

今日のキーワード

天網恢恢疎にして漏らさず

《「老子」73章から》天の張る網は、広くて一見目が粗いようであるが、悪人を網の目から漏らすことはない。悪事を行えば必ず捕らえられ、天罰をこうむるということ。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android