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サムスン Samsun

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

サムスン
Samsun

古代のアミソス。トルコ中央北部の港湾都市で,同名県の県都。クズル川とイェシル川沖積平野の中間に位置する黒海南岸で最大の都市。都心の北西の岬にあったアミソスは前7世紀に建設され,シノペに次いで栄えたミレトスの植民都市であった。ローマ,ビザンチンの支配を経て,12世紀後半にセルジューク・トルコ領となってからは,東西交易路の中心としての地位を占め,1425年にオスマン帝国領となった。 1919年5月 19日ケマル・アタチュルクの当地上陸とともにトルコ独立戦争が開始された歴史ももつ。産業都市としては,19世紀後半に隣接するバフラ地区のタバコ栽培の発達と,船舶の近代化によって成長した。 1960年代に拡張建設された港は,黒海沿岸では国内最大で,内陸で産するタバコと羊毛,市内でつくられる巻たばこと化学肥料,織物を輸出する。アンカラとは空路とハイウェーで,シバスとは鉄道,ハイウェーで結ばれる。人口 30万 3979 (1990) 。

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デジタル大辞泉の解説

サムスン(Samsun)

トルコ北部、黒海沿岸の港湾都市。周辺にはタバコや茶を産する豊かな農村地帯が広がり、工業、商業も盛ん。紀元前7世紀に古代ギリシャ人が築いた植民都市アミススに起源する。古代ローマ帝国東ローマ帝国セルジュークトルコなどに支配され、15世紀初めよりオスマン帝国領。1919年5月19日、後の初代大統領ケマル=アタチュルク海路よりサムスン港に上陸し、共和国樹立に向けた抵抗運動を始めたことで知られる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

サムスン
さむすん
Samsun

トルコの小アジア半島北岸、黒海に臨む港湾都市。サムスン県の県都。人口36万3180(2000)。クズル・ウルマク川とイェシル・ウルマク川がつくる二つの三角州に挟まれた湾奥に位置する。周辺はタバコ、野菜、果実などを産する豊かな農村地帯で、これらの農産物を集散するほか、化学肥料・たばこ工業がある。海上・道路・鉄道交通の要衝でもあり、商業活動も盛んで、例年8月には内国見本市が開かれる。空港も所在する。
 紀元前7世紀のギリシア人の植民市アミススに起源し、ポントゥス王国、ローマ帝国などに領有された。12世紀にはセルジューク帝国、1419年からはオスマン帝国の支配下に入った。1919年5月19日には、イスタンブールから海路ケマル・アタチュルクがこの地に上陸し、共和国樹立へ向けての活動を開始した。市内の広場にはその史実を象徴する馬上のケマル・アタチュルクの銅像がある。[末尾至行]

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