デジタル大辞泉 「サントメ島」の意味・読み・例文・類語 サントメ‐とう〔‐タウ〕【サントメ島】 《Ilha de São Tomé》アフリカ西岸、ギニア湾東部の島。北東にあるプリンシペ島とともにサントメプリンシペ共和国を構成する。同島北東岸に首都サントメがある。コーヒー、ココアを産する。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) 「サントメ島」の意味・わかりやすい解説 サントメ島さんとめとうIlha São Tomé 西アフリカ、ギニア湾の赤道直下にある島。サントメ・プリンシペの首都サントメ(2001推計人口5万4000)がある。1471年ポルトガル人が到達し、1740年以後ポルトガル領であったが1975年独立した。面積857平方キロメートル、人口11万4507(1991センサス)、14万5000(2001推計)。火山島で最高峰は2024メートル。風上側にあたる島の南部は年降水量5000ミリメートルを超え、熱帯雨林となっているが、風下側の北部は800~1000ミリメートルでサバナ景観を呈する。農産物としてカカオ、コーヒー、コプラなどがある。[堀 信行] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例