ドイツの経営経済学者。スイス生まれ。師範学校卒業後、小学校、師範学校の教師、乾酪輸出業者、高等女学校校長、高等商業学校教師を経て、1903年チューリヒ大学の商業学教授となる。06年ベルリン商科大学教授に転じ、19年まで在任し、故国に隠退した。彼の最大の業績は、従来の商業に関する諸知識や諸技術を総合し、その中心となるべき商業経営学を科学的に体系化したことにある。その特色は、営利を否定する規範学説である点に求められる。彼はまた、簿記学説について物的二勘定学説を主張し、アメリカや日本の簿記理論に大きな影響を与えた。
[森本三男]
『林良治訳『シェアー簿記会計学』上下(1976、77・新東洋出版社)』
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