コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

シキソトロピー シキソトロピー thixotropy

翻訳|thixotropy

3件 の用語解説(シキソトロピーの意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

シキソトロピー(thixotropy)

応力によって物体が軟化し、応力をとりのぞくと回復する現象をいう。濃厚なエマルジョン懸濁液に多く見られる

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

大辞林 第三版の解説

シキソトロピー【thixotropy】

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

シキソトロピー
しきそとろぴー
thixotropy

振動や攪拌(かくはん)によってゲルが流動性をもつゾルに変化し、放置するとふたたびゲルに戻る現象をいう。チクソトロピーあるいはチキソトロピーということもある。以前は揺変(ようへん)といったこともある。
 ベントナイトの懸濁液や油性のペンキ、あるいは酸化鉄()や水酸化アルミニウムのコロイドに少量の塩化ナトリウムを加えたものなどでよく認められる。日本の神話にある伊弉諾・伊弉冉尊(いざなぎいざなみのみこと)の国づくりの段は、このシキソトロピーの最古の記載であると思われる。
 これとよく併記されるものとしてダイラタンシーdilatancyがある。粉粒と水の系に急激に外力を加えて変形をおこさせると、表面付近の水が内部の粒子間隙(かんげき)に吸い込まれて固くなる現象である。波打ち際の砂を踏んだときなどに観察されるが、近年、地震の成因モデルに応用されて注目を引くようになった。高分子溶液を流動、攪拌する際に抵抗が増大する(固くなる)ことを同様にダイラタンシーとよぶことも多い。[山崎 昶]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

シキソトロピーの関連キーワードスラッシングチキソトロピー副甲状腺機能低下症下垂体性機能不全性性機能低下機能低下低変ヴェンチュリ効果感度抑圧効果吸湿効果ショック指数

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone