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シノド Sinod[ロシア]

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世界大百科事典 第2版の解説

シノド【Sinod[ロシア]】

キリスト教東方正教会における常設の主教会議のことであるが,特にロシア正教会の最高統治機関を指す。語源はギリシア語シュノドスsynodos(〈集り〉の意)。ビザンティン教会においては,コンスタンティノープル総主教の諮問機関および教会行政執行機関としてのシノドが10世紀ごろには確立したが,これはローマ教皇庁のような強力な組織には発展しなかった。ロシアで18世紀に設けられたシノドは,宗務院と訳され,正教会内部の機関と見えるが,実際には国教としての正教会の管理に当たる国家機関であった。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のシノドの言及

【ロシア正教会】より

…18世紀になると皇帝ピョートル1世は精力的にロシアの近代化を推進し,その一環として教会制度の改革をはかった。1700年以後総主教の選出を禁じ,21年には正式に総主教制を廃止し,かわりにシノド(宗務院)を設けた。宗務院は聖職者が運営するたてまえであったが,実際には宗務総監と呼ばれる皇帝の官吏が事実上の議長となり,かくして教会は国家の一機関となった。…

※「シノド」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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