デジタル大辞泉
「シムラ」の意味・読み・例文・類語
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シムラ
- ( Simla ) インド共和国北西部、ヒマチャル‐プラデシュ州の州都。パンジャブ州の旧州都。ヒマラヤのふもと標高約二〇〇〇メートルの高原にある避暑地で、イギリスが統治していたころには、毎年夏季の間政府の諸機関が移された。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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シムラ
Simla
インド北西部,ヒマーチャル・プラデーシュ州の州都。人口8万2000(1991)。標高約2100mのシワリク丘陵上にあるため夏の最高気温も19~28℃と低く,避暑地として著名。1814-16年のグルカ戦争後,19年から在印イギリス軍の保養地として開発が始まり,30年代以降イギリス人の避暑地として都市形成が進んだ。1865-1939年の間イギリス領インドの夏の主都となった。また,インドとパキスタンが分離独立した1947年から53年まで旧州都ラホールを失ったパンジャーブ州の州都となった。尾根上の道に沿って公共建造物,別荘,ホテルが並び,なかでも1888年完成の壮大な旧副王官邸は名高い。
執筆者:応地 利明
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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シムラ
しむら
Simla
インド北西部、ヒマチャル・プラデシュ州の州都。デリーの北方約300キロメートル、シワリク丘陵にあり、標高2000メートルの高原上に位置する。人口1万3632(2001)。イギリス植民地時代からの避暑地で、下界では40℃以上の酷暑のときでも、ここでは19~28℃にとどまる。植民地時代の夏の首都で、現在も当時の建物が多く残り、静かな別荘地としてのたたずまいをみせている。周辺丘陵地では林業や牧畜が盛んで、茶の栽培も行われている。鉄道、道路はここを起点にデリーやムンバイ(ボンベイ)、コルカタ(カルカッタ)などへ通じ、カシミールへの入口にもあたっている。
[北川建次]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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シムラ
Simla
インド北西部,ヒマチャルプラデーシュ州の州都。シムラ県の行政庁所在地。州南部,シバーリク山脈中の標高 2000~2500mの斜面に位置。1月の平均気温4℃,7月は 19.5℃,年降水量 1600mm。北方にヒマラヤ支脈の山々を望む眺望のよさと夏季の快適さとで有名な避暑地。 1814~16年のグルカ戦争ののち避暑地として注目され,65年から 1939年までイギリス領インドの夏季の首都であった。ホテルやバンガローが多く,南西部の鉄道駅付近には政府機関が集中。鉄道,国道,空路でデリーと結ばれる。人口8万 1463 (1991) 。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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シムラ
インド北西部,ヒマーチャル・プラデーシュ州の州都。ヒマラヤ山脈西麓,標高約2100mの避暑地。1865年―1939年,英領インド政庁の夏の所在地。ホテル,保養所が多い。約5万5000人。→シムラ会議
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