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シャトラン シャトラン châtelain

翻訳|châtelain

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

シャトラン
シャトラン
châtelain

城の所有者,または城の守備を命じられた指揮者を意味するフランス語。英語のカステラン castellan,ドイツ語のブルクグラーフ Burggrafに対応するが,中世フランスでは城を中心とする小地域が独立的な一所領 (シャテルニー) を形成することが多かったので,シャトランはしばしば標準的な封建領主を意味し,所領内に流血裁判権を行使した。

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世界大百科事典 第2版の解説

シャトラン【George Chastellain】

1404か05‐75
フランスの年代記作家。生年を1414か15年とする説もある。フランドルのアールストに生まれ,ルーバンで学んだ後,1434年以降ブルゴーニュ公家の庇護の下に入ったが,アラスの和議の後,46年までフランス王家筋に仕えたこともある。しかしこの間も一貫して公家とフランス王家間の折衝役をつとめ,56年には公家顧問官の要職に就いた。このころから《年代記》の執筆に着手し,67年バランシエンヌに隠棲した。73年,シャルル公は彼に公家歴史編纂官の称号を与えた。

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世界大百科事典内のシャトランの言及

【フィリップ[2世]】より

…北方領国諸邦の経済力に支えられて,バロア王家を除けば当時ヨーロッパ随一の財政規模を構え,その宮廷文化は,中世の貴族的生活規範をひとつのスタイルにまで高めたものと評される。金羊毛騎士団が展開した騎士団の盛儀,シャトランに代表される〈大修辞家〉文芸の流行,ファン・アイクに始まった15世紀フランドル画派の隆盛,これら文化の諸相は,すべてフィリップの代にかかわるものである。しかし〈公国〉は,一個の国家にふさわしい集権体制をついにとりえず,北方領国にはフィリップに対する批判がくすぶりつづけ,バロア王家の陰湿な政策の前に,フィリップの晩年,公国はすでに自壊の兆しをみせていた。…

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