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出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
… ヒトの奇形は以上のように,種々の原因によって発生し,これらの原因や奇形の部位,その程度などによる分類のしかたもされるが,臨床的には,次の二つに大別されている。(1)二重体 前述の重複奇形にあたるもので,第1卵割時に起こった分離が完全ではなく,体の一部で連絡したもので,シャム双生児がその例である。また,一方がより完全な個体となり,他方が寄生体として生存している場合,この寄生体を封入胎児ともいう。…
…ところがこのような〈裸〉の桑実胚どうしを単純に接触させて発生させると,2個体がさまざまな程度に融合した重複幼生となる(図2)。ヒトの場合,シャム双生児とよばれる現象がこれに相当する。つまりこの時期の胚には多細胞個体としての外郭がまだ成立しておらず,桑実胚は多能な細胞の集合体にすぎないことがこの実験からわかる。…
…また,一卵性双生児では一つの受精卵からの分割のために,2児はまったく同じ遺伝質を有していることになる。
[癒合体,癒合双子]
一卵性双生児で,体の一部分が癒合している症例を癒合体あるいは癒合双子conjoined twinsというが,タイ(シャム)からアメリカに連れられてきた中国系の兄弟(チャン=エン兄弟)が例外的に長命であったことから,俗に〈シャム双生児Siamese twins〉といわれている。癒合している部位は頭部,胸部,腹部,臀部とさまざまであるが,今日では出生直後に癒合を切り離す手術を行って生存できる例も多くなった。…
※「シャム双生児」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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