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シャーフィイー派 シャーフィイーはShāfi`īyah

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

シャーフィイー派
シャーフィイーは
Shāfi`īyah

イスラム教スンニー派において公認されている四大法学派の一つ。シャーフィイー派法学はムハンマド・イブン・イドリース・アッシャーフィイー (767~820) によって基礎がおかれた。シャーフィイー派法学では,イスラム法学の4つの根拠のもつ重要性の順序がコーランスンナイジュマーキヤース (類推) というように定められている。シャーフィイー派法学の特徴は,キヤースの運用の範囲をコーラン,スンナ,イジュマーのいずれにも該当するものがない問題に限っている点にある。エジプト,西南アジアのスンニー派地帯の大部分の法学者が,この派に属している。

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世界大百科事典 第2版の解説

シャーフィイーは【シャーフィイー派 Shāfi‘ī】

シャーフィイーの教えに従う弟子たちが,クーファ,メディナの初期法学派に対抗し,法源(ウスール)についての厳格な方法論を確立した師の学説を広める目的で結成したスンナ派イスラムの法学派。したがってハナフィー派,マーリク派と違って特定の地域との結びつきは薄く,最初バグダードとカイロがその中心であった。やがて下エジプト一帯に広まり,10世紀にはシリアとイランの都市部で支配的学派となり,アイユーブ朝のサラーフ・アッディーンの保護を受けてエジプト,シリアで栄えた。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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