シュレスウィヒ

精選版 日本国語大辞典 「シュレスウィヒ」の意味・読み・例文・類語

シュレスウィヒ

  1. ( Schleswig ) ドイツ北部、ユトランド半島にある港湾都市バルト海から運河状の水路が通じている。

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百科事典マイペディア 「シュレスウィヒ」の意味・わかりやすい解説

シュレスウィヒ

ドイツ最北のシュレスウィヒ・ホルシュタイン州の北半,アイダー川からデンマーク国境に至る地域ユトランド半島南部にあたる。デンマーク語でスレースビSlesvig。酪農漁業が行われ,工業は造船,食品加工など。1386年ホルシュタインと合体,1460年デンマークと同君連合。19世紀にその帰属をめぐってシュレスウィヒ・ホルシュタイン問題が起こった。

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世界大百科事典(旧版)内のシュレスウィヒの言及

【シュレスウィヒ・ホルシュタイン】より

…同国最北端の州で,ユトランド半島の南半を占め,北はデンマークに接し,東はバルト海,西は北海に面している。アイダーEider川をはさんで北がシュレスウィヒ(デンマーク語でスリースウィーSlesvig),南がホルシュタイン。バルト海のフェーマルン島,北海の北フリージア諸島およびヘルゴラント島を含み,面積は1万5659km2,人口271万(1995)。…

【スリースウィー問題】より

…〈シュレスウィヒ・ホルシュタイン問題〉のデンマーク史の観点にたつ呼称。19世紀のナショナリズムの高揚のもとで対峙するデンマーク・ドイツ間の,デンマークの公爵領スリースウィーSlesvig(ドイツ語でシュレスウィヒSchleswig)の帰属をめぐる係争で,ドイツのシュレスウィヒ・ホルシュタイン主義Slesvigholsteinismeとデンマーク自由主義者のアイダー主義Ejderpolitikの双方の要求がまっこうから対立した。…

※「シュレスウィヒ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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