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シロヘビ

百科事典マイペディアの解説

シロヘビ

突然変異によって生じた白化型(アルビノ)のアオダイショウをいう。形質劣性遺伝子に支配され,体は全身白色,眼は赤い。山口県岩国付近ではこれを神の使いとして保護したため,多く見られるようになり,1924年以来,同地のものは天然記念物

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世界大百科事典 第2版の解説

シロヘビ

ナミヘビ科の無毒ヘビであるアオダイショウの白化型(白子(しろこ),アルビノ)で,とくに山口県岩国市に生息する個体群を指す。ヘビのアルビノは多くの種類に出現するが,アオダイショウのアルビノはシロヘビと称して神の使いとされ,各地で保護されている。とくに岩国市周辺では古くから保護してきた結果,地域内の個体群でアルビノの形質が固定され,個体数が増えたもので,1924年以来,天然記念物に指定され海外でも知名度が高い。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

シロヘビ

アオダイショウ」のページをご覧ください。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

シロヘビ
しろへび / 白蛇
“shirohebi” albino snake
[学]Elaphe climacophora

爬虫(はちゅう)綱有鱗(ゆうりん)目ナミヘビ科の無毒ヘビであるアオダイショウの白化型(アルビノ)をいう。とくに山口県岩国市にすむ個体群は海外にも知られ、古くから神の使いとして保護されてきた。1924年(大正13)以来国の天然記念物に指定されている。[松井孝爾]

民俗

近世の随筆類にみえる見聞記や、民間伝承にいう白蛇は、かならずしも純白ではなく、薄ねずみ色または薄茶色を呈しており、目が赤いというものが多い。尾先に玉があるというのも特色の一つである。大小はまちまちである。性質は温順で愛らしいものだという。ヘビは広く水神の使令(つかわしめ)と考えられているが、とくに白いものは珍しいので霊異あるものとされてきた。奇形や変種の動植物を霊視する傾向は広く認められる。各地の神社にも白蛇を神体とするものがあり、宇賀神(うがじん)などは、とぐろを巻いた白蛇に人面をつけたものがある。また、たまたま家の中に入ってきたのを見ると、家の守り神のように考えられた。[井之口章次]

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世界大百科事典内のシロヘビの言及

【アオダイショウ(青大将)】より

…いじめられると肛腺から自衛用の臭いにおいを出す。本種の白化型(アルビノ)はシロヘビと呼ばれる。【松井 孝爾】。…

※「シロヘビ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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