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シローネ シローネSilone, Ignazio

6件 の用語解説(シローネの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

シローネ
シローネ
Silone, Ignazio

[生]1900.5.1. アクイラ,ペシーナディマルシ
[没]1978.8.22. ジュネーブ
イタリアの小説家。本名 Secondo Tranquilli。 1921年イタリア共産党創設と同時に入党,反ファシズム運動に参加した。第2次世界大戦中は国外に亡命,農民を主人公とする抵抗文学を発表。

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デジタル大辞泉の解説

シローネ(Ignazio Silone)

[1900~1978]イタリアの小説家。イタリア共産党の創設に参加。反ファシズムの立場を貫いてスイスに亡命し、地方農民の窮状を告発する作品を発表した。作「フォンタマーラ」「パンと葡萄酒」など。

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百科事典マイペディアの解説

シローネ

イタリアの作家。本名セコンド・トランクィッリ(Secondo Tranquilli)。初め農民運動,共産党創設に参加したが,スイスに亡命中に脱党。《フォンタマーラ》雪の下の種子》などの小説で故郷アブルッツィのしいたげられた農民たちの生活を描き,国外での評判を得た。

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世界大百科事典 第2版の解説

シローネ【Ignazio Silone】

1900‐78
イタリアの作家,政治家。アブルッツィ州の農村に生まれ,1915年の大地震で両親と5人の兄弟を失った。17歳でアブルッツィ地方農業労働組合の書記長に就任。21年イタリア共産党創立と同時に入党。いくつかの国際会議に党代表として出席した。ファシストの政権掌握後は反ファシズム地下活動に入るが,スターリン主義に強い疑問をもつようになって29年に離党。30‐44年スイスに逃れ,作家活動を開始した。作品は,小説《フォンタマーラ》(1930),《パンとブドウ酒》(1937),《一握の桑の実》(1956)など,彼の故郷の貧しい農村を舞台としたものが多い。

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大辞林 第三版の解説

シローネ【Ignazio Silone】

1900~1978) イタリアの小説家。反ファシストとしてスイスに亡命。カトリック信仰と社会主義思想が奇妙に同居したリアリズム小説を描いた。「フォンタマーラ」「パンと葡萄酒」など。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

シローネ
しろーね
Ignazio Silone
(1900―1978)

イタリアの小説家。本名セコンド・トランクィッリ。イタリア中部の農村に生まれる。1915年、故郷を襲った地震によって、両親と7人兄弟の5人までを失い、学業を中断する。その後、活発な政治活動を開始し、21年にはイタリア共産党創設に加わり、機関紙『アバングァルディア』などの主筆を務める。ファシズム台頭後も地下活動を続けるが、スターリニズムを批判して脱党。このころから作家活動を始め、30年にスイスへ亡命すると、故郷アブルッツィ地方の農民がファシズム体制下で過酷な搾取と弾圧にさらされ、ついに抵抗に立ち上がる姿を描いた『フォンタマーラ』を発表。ついで、『パンとぶどう酒』(1937)、『雪の下の種子』(1944)を刊行。本国よりもむしろ国外で有名になる。第二次世界大戦後、帰国すると、社会党機関紙の主筆を務める一方で、『ルーカの秘密』(1956)、『ある哀れなキリスト教徒の運命』(1968)などの作品を発表。ほかに政治論集なども多い。[川名公平]

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世界大百科事典内のシローネの言及

【ネオレアリズモ】より

…一方,最初に述べたように,反ファシズム闘争の題材を中心に考えた場合には,モラビアやベルナーリと並んでアルバーロやレーアDomenico Rea(1921‐ )が,あるいはモランテP.レービが,あるいはまたバッサーニ,ランドルフィ,パゾリーニらの名前もネオレアリズモの列に加えられることになろう。 第2次大戦後の日本における現代イタリア文学の翻訳・紹介は,戦前・戦中におけるデレッダやピランデロ(両者とも1926年と1934年にノーベル文学賞を受賞)の場合と様変りして,モラビア,ベルト,C.レービ,シローネ,あるいは反ファシズム闘争の記録類が,ネオレアリズモの漠然とした標語のもとになされた。しかし,パベーゼの作品の大半とビットリーニの作品の大部分が未紹介である現状では,ネオレアリズモの実体はほとんど理解されていないといっても過言ではない。…

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