シーロメーター（その他表記）ceilometer

デジタル大辞泉

シーロメーター（ceilometer）

投光器から光を送り、雲底で反射されてくるのを受光器で受け、雲の高さを測定する装置。雲高計。

出典　小学館

精選版 日本国語大辞典

シーロ‐メーター

1. 〘 名詞 〙 ( [英語] ceilometer ) 地上から光を発し雲から反射する光をとらえてその雲までの距離を測定する電子装置。雲照灯を改良したもの。雲高測定器。

出典　精選版 日本国語大辞典

改訂新版　世界大百科事典

シーロメーター
ceilometer

シーリング，すなわち雲底の高さを測定する器械。おもに空港で使用される。広く使用されているのは，回転ビーム式シーロメーターと，パルス式シーロメーターである。前者は，天頂に向いた受光器と，上空に向かって光束を回転させながら発射する投光器とから成り立っており，三角測量の原理から雲底の高さを測定する。後者は，鉛直上方に発射されたレーザーパルスが雲底で反射されて受光器にかえってくるまでの時間を測り，その高度を知る。
執筆者：竹内 清秀

出典　株式会社平凡社「改訂新版　世界大百科事典」

百科事典マイペディア

シーロメーター

雲低の高さを観測する機械。飛行場などで雲低高度を知るために用いられる。レーザー光を利用して雲低で反射して戻ってくるまでの時間を測定して高度を決める。

出典　株式会社平凡社