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投光器 トウコウキ

5件 の用語解説(投光器の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

とうこう‐き〔トウクワウ‐〕【投光器】

光線を柱状に1本に集めて照らす装置。反射鏡とレンズ組み合わせ照明器具

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百科事典マイペディアの解説

投光器【とうこうき】

特定の方向を照らすため強いビーム状の光を発する装置。通常フィラメントを集中した投光器用電球や水銀灯などと反射鏡,レンズ等を組み合わせる。探照灯サーチライト),舞台照明に用いられるフラッドライトスポットライトなどがある。

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世界大百科事典 第2版の解説

とうこうき【投光器 projector】

反射鏡またはレンズを使って,特定方向に強い光が出るように作られた照明器具。探照灯,フラッドライト,スポットライトなどの種類がある。(1)探照灯(サーチライト)は通常0.2m以上の口径で,ほぼ平行な光線を出す投光器をいう。(2)フラッドライトは舞台用照明器具で,光源と反射鏡のみにより比較的広範囲柔らかい均等な照明ができる。フットライトもその一種である。(3)スポットライトは舞台用として多く使われる照明器具で,反射鏡とレンズにより狭い範囲に強い光を出す投光器である。

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大辞林 第三版の解説

とうこうき【投光器】

投光のための照明器具。光の束を遠方から一定方向に集中して照らす。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

投光器
とうこうき
floodlight

ランプに反射鏡またはレンズを組み合わせて、ある範囲の方向に高い光度が得られるようにした照明器具。外観から丸形と角形の投光器とがある。これら二つの投光器には、投光器からの光ビームの広がりに応じて、狭角形、中角形、および広角形などの種類がある。狭角形は光の出射角度が狭く、非常に高い中心光度をもち、逆に広角形は出射角度が広く中心光度が低い。中角形は狭角形と広角形の中間である。これらは照明場所の目的と取り付け高さにより使い分けられる。
 投光器による照明を投光照明といい、野球場やテニスコート、学校グラウンドをはじめ各種競技場、建物の外構、景観照明、屋外作業場、駅や港湾のヤード、高天井の重機械工場などの照明に使用される。このように種々の用途に用いられるため、通常任意の方向に向けられるようになっており、器具の内部がほこりなどで汚れないように密閉形構造のものが多い。
 投光器の反射鏡は、高反射率と表面の保護のために、高純度のアルミニウム板を電解研摩し、のち陽極酸化によって被膜処理されるが、最近では表面処理技術の進歩により、アルミニウム基板の上に超高純度のアルミニウムを蒸着し、保護膜として石英ガラスまたは特殊樹脂をコーティングしたものがある。これらは電解研摩の反射鏡に比べ反射率が7~10%高い。前面ガラスはレンズを形成する場合もあるが、多くは透明の強化ガラスである。光を拡散させるために拡散性の強化ガラスを用いる場合もある。ランプは、かつて白熱電球や高圧水銀ランプを使っていたが、最近では効率の高いメタルハライドランプや高圧ナトリウムランプが多くなり、経済的でかつ省電力が図られるようになっている。
 日本では省電力と演色性向上の点から、メタルハライドランプと高圧ナトリウムランプを用いた投光器をいっしょに点灯して、光色が一様に交じり合うようにする混光照明手法が行われることがある。橋や高層ビルの景観照明では、時刻や季節によって光色の異なる投光器の点灯を切り換えて、見る人に時刻や季節の移ろいを告げるような照明手法もある。2002年サッカーのワールドカップ(韓国・日本大会)開催にあわせて各地にサッカー場が建設された。そこにはカラーテレビ放送を考慮して平均演色評価数90以上で色温度6500Kの非常に白い光の高出力メタルハライドランプ投光器が多数用いられた。[高橋貞雄]

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