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ジオノ ジオノ Giono, Jean

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ジオノ
ジオノ
Giono, Jean

[生]1895.3.30. マノスク
[没]1970.10.8. マノスク
フランスの小説家。第1次世界大戦に参加,機械文明への嫌悪を強め,南フランス,オートプロバンスを舞台に自然への復帰を訴えた田園小説を書いた。『ボーミューニュの男』 Un de Baumugnes (1929) ,『世界の歌』 Le Chant du monde (34) などがある。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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大辞林 第三版の解説

ジオノ【Jean Giono】

1895~1970) フランスの小説家。反都会・反物質文明を唱え、宇宙と人との一体化を壮大なスケールで描く。小説「二番草」「わが悦びよ、永遠に」「屋根の上の軽騎兵」など。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ジオノ
じおの
Jean Giono
(1895―1970)

フランスの小説家。南フランス、マノスクの貧しい家庭に育つ。1929年『丘』Collineによって文壇に登場して、あわせて三部作をなす『ボーミューニュの男』(1929)、『二番草』(1930)をはじめ続々と作品を発表。南フランスの自然と一体になった人々の厳しくもまた激しい生活を叙情的な文体で描き出す大地の作家として地歩を得た。ほかに『世界の歌』Le Chant du monde(1934)、『わが喜びの永遠に』Que ma joie demeure(1935)、『山中の戦い』(1937)などがある。しかし、『服従拒否』(1937)にみられる平和主義から、1939年、第二次世界大戦での動員令に応ぜず投獄され、戦後は対独協力容認者としてふたたび投獄されるなど不運が続いたが、執筆は続けられ、『屋根の上の軽騎兵』Le Hussard sur le toit(1951)によって、かつての叙情の奔出にかわる小説的構築と人間表情の精緻(せいち)さにみごとな達成を示して再度注目を集めた。生涯そこに生き続けた南フランスの大地とその作品は深く結び付いているが、単なる地方主義にとどまらず、大地に根ざし、これと闘いながらこれを愛する人々を共感をもって描き、宇宙との合一をうたう独自の文明論が、そこには込められている。ほかに『イタリア紀行』(1953)、『スューズのいちはつ』L'Iris de Suze(1970)、死後刊行された遺作『脱走兵』Le Dserteur(1973)などがある。[小林 茂]

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