ジメチルアニリン(読み)じめちるあにりん(英語表記)dimethylaniline

日本大百科全書(ニッポニカ)「ジメチルアニリン」の解説

ジメチルアニリン
じめちるあにりん
dimethylaniline

芳香族アミンの一つ。正しくはN,N-ジメチルアニリンという。アニリンに似たにおいのある無色の液体。アニリンにハロゲン化メチルを作用させるか、アニリンをメタノールメチルアルコール)および硫酸と加圧下で加熱すると得られる。水には不溶、エタノール(エチルアルコール)、エーテルにはよく溶ける。ジメチルアミノ基(CH3)2N-はベンゼン環を活性化する力が大きく、ジメチルアニリンは亜硝酸を作用させるとp(パラ)-ニトロソ誘導体を生じる。メチルバイオレットマラカイトグリーンなどの染料の原料として用いられる。

[務台 潔]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「ジメチルアニリン」の解説

ジメチルアニリン
dimethylaniline

アニリンとメチルアルコールからつくられる。沸点 194℃。水に不溶,アルコール,エーテルによく溶ける。溶媒,染料などの有機合成原料,分析試薬に用いられる。

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