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スイジガイ(水字貝) スイジガイHarpago chiragra

世界大百科事典 第2版の解説

スイジガイ【スイジガイ(水字貝) Harpago chiragra】

ソデボラ科の巻貝(イラスト)。大型で殻の高さ24cm,幅16cmに達する。6本の太く長い角状の突起が出て,水の字状になるのでこの名がある。殻の表面は黄色の地に褐色の小斑が多く,また太く低い肋とその間に細い肋がある。殻口は淡紅色で,外唇が広く開き内側と外側とが厚くなって,軟体の出入りするところは狭くなり,多くのしわが出る。幼貝では殻は薄く6本の突起はなく,殻口も狭められないので別種のように見える。軟体の頭部の触角の先にはリング状に輝く眼がある。

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世界大百科事典内のスイジガイ(水字貝)の言及

【貝】より

…貝塚は当時の人の好んで食べた貝類を示すとともに,その当時の海岸の貝類相,生活環境,古地形が明らかになり,また現在の貝類相との違いから,その間の地形の変遷を知ることができる貴重な遺跡である。
[装飾]
 貝には美しいものも多く,古代の人々はそれを身につけたが,とくにスイジガイやトウカムリガイ,ベンケイガイなどを輪切りにして貝輪として腕につけた。これは多少信仰的な意味もあったといわれている。…

※「スイジガイ(水字貝)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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